プロがWebデザインでよく使う定番の日本語フォント

フォントはたくさんありすぎて、どのフォントをどのように使えば良いのか頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。今回は、デザイナー歴16年の私がWebデザイン / グラフィックデザインにおいて使用頻度の高いフォントをご紹介します。
結論からお伝えすると、勉強し初めの頃はベーシックな日本語フォントを使いこなせるように練習してみましょう。
基本的な定番フォントをしっかりと使いこなせるようになれば、少しインパクトのあるフォントに挑戦するくらいで十分です。フォントは読みやすく、ユーザーにしっかり伝わるということが一番重要だからです。
それでは、プロのデザイナーが日常的によく使っているフォントをひとつひとつ解説していきますね。
デザイナーが最もよく使う定番のゴシック体
それでは、初めにデザイナーが現場で最もよく使用している定番のゴシック体をご紹介します。
日本語のデザインでは最も使われている定番フォント「ヒラギノ角ゴシック」(Winは有料)
ヒラギノは、デザインにおいて最も使用頻度の高いフォントの一つです。「ヒラギノ角ゴシック」はMacに標準インストールされています。
画像を多用するビジュアル雑誌に合わせて作られたフォントでベーシックで読みやすく本当に使いやすいフォントです。
「ヒラギノ角ゴシック」はW0〜W9まで太さを変更出来ますが、私がもっともよく使うのは「W3」「W6」「W7」の3タイプです。
ヒラギノフォントは、画像を多用するビジュアル雑誌への使用を主ターゲットとして開発された書体です。日本におけるモダンなタイプフェイススタイルの流れの中で、ヒラギノシリーズは、オーソドックスでベーシックな雰囲気を保ちつつ、明るくシャープであり、かつ現代的でクールなイメージをデザイン要素として加味しています。息の長い書体として長く使われることをめざし、細部に至るまで完成度にこだわっています。ヒラギノフォントは、これらのデザイン性が高く評価され、2005年度グッドデザイン賞「コミュニケーションデザイン部門」を受賞しています。(ヒラギノフォント総合情報サイトより)
インパクトのある太めの定番ゴシック「新ゴPro」(有料)
新ゴProは一文字一文字とても読みやすく設計されていて、様々なデザインに採用されています。
「新ゴ」は、システマチックな雰囲気をもつ現代的なゴシック体です。装飾のない均質で明るいデザインは、文字ツメ処理なしに、タテ・ヨコ組ともラインや黒みの揃った美しい組みを実現します。スマートで洗練されたイメージは、あらゆるグラフィックデザイン、広告などの用途に最適です。大きなサイズではインパクトがあり、小さなサイズでも可読性が高いので、公共のサインからパーソナルユースの名刺まで、広範囲にお使いいただけます。(モリサワフォントより)
Mac / Winにすべてインストールされている「小塚ゴシック」(無料)
小塚ゴシックはAdobeが制作したフォントで、Mac / Winで標準インストールされています。このフォントはヒラギノ角ゴシックが万人受けのフォントと仮定すると、小塚ゴシックは好き嫌いがはっきりと分かれるフォントです。(私は小塚ゴシックをデザインに使う事はありません。ヒラギノフォントを使うようにしています。)
力強くインパクトのある源ノ角ゴシック(無料)
源ノ角ゴシックは、Adobeフォントから無料でインストールして使用する事が出来ます。(Adobe製品を契約している方限定)
源ノ角ゴシックは、ヒラギノ角ゴシックととてもよく似ています。ヒラギノ角ゴシックが標準インストールされていないWindowsユーザーの方は、Adobeフォントからすぐにインストールする事が出来ますのでおすすめです。
ベーシックなイメージでユーザーにとてもよく伝わるおすすめのゴシック体です。
デザイナーがよく使う定番の明朝体
続いて、デザイナーがよく使う明朝体について見ていきましょう。明朝体もいろいろなフォントがリリースされていますが、私がいつも使うフォントはかなり限られています。
明朝体こそ、デザインのイメージがガラッと変わりますので、使い分けの方法も交えてご紹介していきます。
洗練されたデザインを作る時に大活躍「ヒラギノ明朝」(Winは有料)
明朝体でも大活躍なのはヒラギノ明朝です。私がよく使うのはW3とW6の2タイプの太さです。
明朝体を使うべきデザインにヒラギノ明朝を採用すると、キリッとデザインを引き締めてくれます。しかも洗練された雰囲気も出してくれるので、高級感が出ます。
和風デザインを作る時にぴったり!はんなり明朝(無料)
こちらは日本語フリーフォントの中でも、多くの人が採用しているフォントです。
和のイメージをさらりと上品に伝える事が出来るフォントです。和風のデザインを作る時にはとても重宝します。
ヒラギノ明朝の代用としてもOK「FOT-マティス ProN」(無料)
マティスフォントとは、とても読みやすく美しい明朝体です。ヒラギノ明朝にとても良く似ているので、ヒラギノ明朝が入っていないWindowsユーザーの方にもおすすめです。
明朝体のメインフォントとしても使えるでしょう。
マティスフォントはAdobeフォントから無料でインストールして使う事が出来ます。
まとめ
今回は、デザイナーが現場でよく使う日本語フォントをご紹介させていただきました。フォントの使い方に迷ったらベーシックなフォントを使うように心がけてください。
お菓子 / ドリンクのパッケージデザイン・イベントなどのポスターデザインなどではインパクト重視の為に特徴的なフォントを作成することもありますが、その他のデザインでは文字を入れる際はベーシックな定番フォントを用いる事がほとんどです。
私がデザインの中で日本語を使う時、このデザインは「明朝体かゴシック体のどちらが雰囲気に合うだろう」という事をまず第一に考えます。写真の上に文字を乗せてみると必然的にフォントは決まると思います。いろいろな写真とテキストを配置して最適な組み合わせが出来るように練習してみましょう。
今回は数あるフォントの中からデザイナーが最もよく使うフォントにフォーカスしてご紹介させていただきました。無料で使えるものばかりですのでぜひこの機会にインストールしてお試し下さい。
最新記事 by 石原 誠之 (全て見る)
- お問い合わせフォームがスマホで拡大されてしまうのを防ぐ為のCSS - 2024年4月10日
- スマホで横スクロールが出た場合の解決方法 - 2024年4月3日
- Contact Form 7でお問合せ後にサンクスページにリダイレクトさせる方法 - 2024年2月10日
- inputボタンがiPhoneでダサいグラデーションになってしまう問題を解決するCSS - 2024年2月9日
- Webデザインの独学に必要な期間は6ヶ月に設定しよう - 2023年10月11日
この記事へのコメントはありません。